厩務員は調教師の指示に基づき、通常、1人で2頭の馬を担当します。
厩舎によっては違いはありますが、年中四季を問わず午前3時には起床し、活動を開始します。
馬糞(ボロ)で汚れた寝ワラの取り替えから始まり、馬房の清掃、脚元を検査をしたり馬体チェックします。それから、引き運動(手綱を引っぱって馬を歩かせる)や乗り運動(馬の背に乗り歩かせる)をしながら馬場に向かいます。
調教が終わると馬を厩舎にへ連れて帰り、洗い場で馬の体を洗い、爪の手入れやブラッシング、朝の飼葉(カイバ)を与えます。それから自分の朝食です。自分のことより、まず馬を大事にする―これが厩務員の心構えといえそうです。
午後は冬場は1時ごろから夏場は日差しが緩い夕方ごろから引き運動や乗り運動を開始。その後は寝ワラの手入れを行い、夕飯のカイバをつくり、一日の作業が終了します。
自分の管理馬がレースに出走する開催当日は、厩務員も馬運車に同乗して競馬場へ行きます。
競馬場に着いたら、馬を競馬場内の待機馬房に入れカイバを与えるなどし、出走まで馬がイレ込まないよう、馬をなだめて落ち着かせます。レースが近づくとイレ込む(興奮する)馬も多いため、本番では能力をフルに発揮できるよう細心の注意が求められるわけです。
レースの50分前になると、馬衡所で馬体重を測定し、装鞍所に行って、鞍をつけます。パドックで馬を引いて歩くのも厩務員の仕事です。それから本場場まで引いて、ゲートインも一緒です。
とにかく厩務員の一日は、馬の世話で明け暮れます。そのためか、利口な馬は担当厩務員を足音で聞き分けるまでいわれています。また、そのくらいまで世話をして始めて一流の厩務員といえるのでしょう。
この仕事については、好きでなければ続けられない仕事です。
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| 厩務員の仕事 |
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午前3時 |
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馬の寝ワラを取り替え、馬体チェック |
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| 馬を引き運動・乗り運動する |
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午前6時 |
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馬の体を洗う、爪の手入れ、ブラッシング |
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午前7時 |
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馬に飼葉を与える |
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午後1時 |
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馬を引き運動・乗り運動する |
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寝ワラの手入れ |
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午後4時 |
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馬に飼葉を与える |
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