馬
馬小屋
厩舎 18
厩舎の構造と設備
馬の住まいは収容する馬の種類や用途によって多少の違いがありますが、
一般的には馬が住む場所(馬房)、飼料庫、調理場、馬具庫、水馬、廊下から構成させます。
馬房は1頭ずつ収容する単馬房と、複数の馬を収容する追い込み馬房に区別され、
大人になった馬は単馬房、育ち盛りの育成馬たちは追い込み馬房に住み、
母馬には大きめの単馬房を与えます。
清潔第一・整理整頓
馬の住まいである厩舎は毎日掃除しなければなりません。
厩舎を不潔にしておくと、ハエが発生し、臭気が公害源となったり、
馬が健康を害してしまうことがあります。
そのためふん尿で汚れた敷料(ワラやオガクズなど)は、公害源とならないよう、
毎日必ず別の建物(堆肥舎)に移して、厩舎の清潔を保ちます。
1日にでるふんの量は1頭あたり5〜10kg程度で、
厩肥は有機肥料として活用されることも多くあります。
放牧場
牧草地を囲むための牧柵、水飲み場や乾草置き場、風雨や
直射日光を避けるための避難所などが設置される。
大切なのは栄養バランス
主食にあたる粗飼料は栄養価が低く、副食にあたる濃厚飼料は栄養価が高いので、
エサを与えるときにはこれらの配合バランスが重要となります。
目安となる配合比率は、粗飼料8に対して濃厚飼料1。
エサの量は、年齢・妊娠の有無・運動量などによって加減します。
偏食すると人間と同じように胃腸を壊したり病気になってしまいます。
粗飼料
イネ科の牧草(チモシー、スーダン・グラス、イタリアン・ライグラス、
ケンタッキー・ブルーグラスなど):繊維分が多く、カロリーが低い。
マメ科の牧草(レッド・クローバー、ホワイト・クローバーなど):
タンパク質や脂肪の量が多く含まれ、カロリーが高い。
濃厚飼料
濃厚飼料はエンバク・大麦・大豆粕などの穀類が主体でしたが、
最近ではこれらの飼料をブレンドした配合飼料が利用されています。
各種の材料を粉砕して固めたペレット状のものを与えるのが一般的です。
ブラッシングのメリット 必要性
健康管理のためには毎日の手入れを欠かすことはできません 。
ブラッシングによって全身をマッサージして毛並みをそろえたり、
眼の周囲や口元などの毛が少なく柔らかい部分をきれいにふいたり、
蹄の汚れを落としてきれいに洗います。
根櫛(細い竹の枝やクジラのヒゲなど、固い素材で作った毛足の比較的長いブラシ)
毛櫛(柔らかい動物の毛で作った毛足の比較的短いブラシ)をたくみに
使い分けるブラッシングは、皮膚を丈夫にし、
血行を刺激して新陳代謝をはかるばかりでなく、
毛並みの光沢が増し、外見が美しくなる効果があります。
こうしてつねに馬の体に触れていることは、人と馬とのスキンシップを形成し、
その馬の健康状態を総合的に認識できる第一歩ともなります。
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